友禅染は、元禄時代に京都でブームになり、その後様々な地域で染められるようになった日本を代表する染の方法です。それぞれの地域で特色があり、京友禅はきらびやかでみたびな雰囲気があり、加賀友禅は、金彩や刺繍を使わず虫喰いという技法や加賀五彩といわれる彩色が特徴です。そして、東京手描き友禅は、近代に入り東京の百貨店の発展とともに発展した友禅染で、モダンな雰囲気のある友禅染が特徴です。
毎年、1年に一度開催されている東京手描友禅のコンクール展示会「染芸展」が、2023年3月3日㈮~5日㈰に開催されます。このコンクールに向けて制作された新作の作品が数多く展示されます。
東京手描友禅の展覧会から きものっくしてみませんか。
開催日時:2023年3月3日㈮~5日㈰ 10:00~16:30※初日は12:00~
開催会場:東京都立産業貿易センター台東館 6階
共同開催:京鹿の絞振興協同組合 東京都工芸染色協同組合
入場無料
後援:東京都