日本の着物は日本の美しい四季の移ろいを大事にしていて、その一番の象徴的なものとして花鳥風月の自然のモチーフがよく使われています。その中で、今回は「花」をテーマにした展覧会です。
花にもそれぞれ意味が込められていて、梅はどの花より先駆けて咲く花として、菊は古来、中国で菊の露を飲んだ慈童が長寿を保ったことより長寿の意味があり、その意味を知ることでより着物の見方が変わっていきます。
大正に入ると西洋化の流れの中、銘仙などにはモダンな花柄も使われるようになりました。時代とともに移り変わる花のデザインも楽しむことができます。
春の兆しが感じられるこの時期に、「花」のきものの柄から、きものっく してみませんか。

【展覧会概要】
タイトル:「花から花へ ときどき浪漫」展
開催期間:令和7年1月29日㈬~令和7年5月19日㈪ 10:00~17:00
休館日:不定休 ※HP等で確認の上、来館ください。
開催場所:日本きもの美術館 〒963-1309 福島県郡山市熱海町熱海5丁目211 TEL:024-984-3021
アクセス: 磐越西線磐梯熱海駅より徒歩7分
入館料※税込:大人1000円 高・大学生700円 中学生以下500円 小学生未満無料