着物は、巾約40㎝弱・長さ約13mほどの細長い長方形の「反物」という生地から、着用する人のサイズに合わせて裁断し縫製する和裁という手縫いの技術で縫い上げられていきます。
生地が大変高価であったため布をできるだけ切らずに使いまわしができるように着物を仕立てていく、日本人のものを大切にする心が込められている技術が「和裁」です。
昔は各家庭の光景に和裁がありましたが、現在はプロが行うようになり、身近で「和裁」を知ることができなくなっています。そこで、御仕立処波衣庵の和裁教室作品展として 「伝統文化 和裁ってなあに?展」が、奈良県奈良市にあるならまちセンターで開催されます。
今は希少になってきた日本の伝統・和裁のことが気軽に知ることができる機会です。
11月3日(日)13:00~13:50 1級和裁技能士によるトークライブ~着物ばなし~
14:00~14:50 尺八×ピアノスペシャルフリーライブ~日本の音色に浸るひととき~
ちょうど奈良では正倉院展も開催されるこの秋の良い時期に、「和裁」という着物の技から きものっく してみませんか。
開催日時:令和6年10月30日㈬~11月9日㈯ 10:00~17:00※最終日は16:00まで
開催場所:ならまちセンター〒630-8362 奈良市東寺林町38番地 TEL:0742-27ー1151
9:00~17:00 月曜日休館※月曜日が休日にあたるときはその翌日
主催:奈良市/一般財団法人奈良市総合財団(奈良市ならまちセンター)
企画:御仕立処 波衣庵
協力:CENTER CAFE