R6.7.13㈯~8.25㈰ 奈良県立美術館「江戸時代のきもの」【特別陳列】日本の伝統文化を知る 開催

日本の民族衣装「きもの」。

古くは、「小袖」と呼ばれ、室町時代頃に、表着として定着して以来、日本の一般的な衣服として着られてきました。

形の上でほとんど同じに見える「打掛(うちかけ)」「帷子(かたびら)」「単衣(ひとえ)」「浴衣(ゆかた)」などは、どんな違いがあって呼び分けられているのかを実物の展示を通して、理解できるわかりやすい説明がなされています。

この展覧会では、有名な吉川観方コレクションを中心に、小袖の優品が数多く展示されます。

また、特集展示として 「帷子の模造を試みる」では、奈良県立美術館所蔵の江戸時代の帷子4領を現代の技術で模造することが試みられ、実物と共に展示されています。

ギャラリー展示では、「奈良晒ー麻から糸へ、糸から布へー」(入場無料)が開催され、

月ヶ瀬奈良晒保存会による奈良晒の紹介展示や7月28日㈰・8月18日㈰には糸づくりの体験ができます。※開催時間、定員、申し込み方法は奈良県立美術館ホームページで告知しています。

■講演会「江戸モード史を知る!唯一無二の奈良県美きものコレクション」

講師:小山弓弦葉氏(東京国立博物館 調査研究課 課長)

日時:7月21日㈰14:00~15:30(60名・当日先着順・13時から整理券配布)

場所:奈良県立美術館 1Fレクチャールーム(13:30開場)

■美術講座「館所蔵の帷子を模造するー制作を通して見えてきたこと」

講師:飯島礼子氏(奈良県立美術館指導学芸員)

ゲストスピーカー:北本益弘氏((有)北本染芸)

日時:8月11日㈰14:00~15:30(60名・当日先着順)

場所:奈良県立美術館 1Fレクチャールーム(13:30開場)

■担当学芸員によるギャラリートーク

日時:8月3日㈯・8月24日㈯ 14:00~(約1時間)

会場:奈良県立美術館 展示室にて

※いずれのイベントも参加には当日の観覧券が必要です。

奈良県立美術館 近鉄奈良駅1番出口より徒歩5分 〒630-8213 奈良市登大路町10-6

TEL:0742-23-3968 FAX:0742-22-7032

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日:月曜日(7/15、8/12は開館)、7/16㈫、8/13㈫

観覧料:一般600円(400)円、大・高校生400(200)円、中・小学生200(100)円

※カッコ内は20名以上の団体料金

※身体しょうがい者手帳、養育手帳、精神障がい者保健福祉手帳(アプリを含む)をお持ちの方と解除の方1名は無料

後援:NHK奈良放送局、奈良テレビ放送、奈良新聞社、西日本旅客鉄道㈱、近畿日本鉄道㈱、奈良交通㈱、公益社団法人奈良市観光協会、奈良県教育委員会

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