江戸時代、ぜいたく禁止令が出され金紗や絞り染めなどが禁止され彩色で描くことができる友禅染が流行しました。
名前の友禅は、宮崎友禅斎から付けられていて、扇絵師宮崎友禅斎のデザインのことを当初は友禅染と言われていたのですが、後に糸目糊を置いた彩色した染め方を友禅染というようになりました。
春の先の京都の「伝統産業の日2024」の期間に京都手描友禅組合が主催する「第29回京友禅総合展・京手描友禅作品展」が京都市勧業会館(みやこめっせ)で開催されます。
職人さんの実演や手描き友禅の作品、手描友禅・金彩体験コーナーもあり、手描友禅を様々な角度から見て学び体験することができます。
この時期、京都では様々なところで伝統工芸や着物に関するイベントが開催されます。
春先の京都「京手描友禅作品展」から、きものっくしてみませんか。
【第29回京友禅総合展・京手描友禅作品展】
開催日時:令和6年3月9日(土)~10日㈰ 10:00~17:00 ※10日は16時まで
開催場所:京都市勧業会館(みやこめっせ)1階 第2展示室
主催:京都手描友禅協同組合