明治5年に官営の富岡製糸場が設立され、絹産業が栄えた群馬県にある日本絹の里では、須坂クラシック美術館の協力により、日本画家の岡信孝画伯の古民芸コレクションを収蔵品の中から、大正から昭和のアンティーク着物を中心に古き美しき“もの”への想いを伝える特別展「きものの彩り~岡信孝銘仙コレクションより~」が令和5年9月7日㈭~10月16日㈪の期間開催されます。
「銘仙(めいせん)」は、明治後半から大正、昭和初期にかけて手頃でデザインがおしゃれな絹の着物として一大ブームになりました。銘仙は、色鮮やかな色と斬新なデザインが魅力で、銘仙を見るとその当時の女性が銘仙を着ておでかけする時のわくわくする気持ちが今でも伝わってきそうです。
期間中は様々なワークショップも充実。
開催されている日本絹の里の常設展示は、日本の着物を支えたシルク産業の歴史やシルクのことを学ぶこともできます。
この秋、シルクの群馬県からきものっくしてみませんか。
ワーショップ
有料体験「須坂クラシック美術館の和~くしょっぷ【香り袋作り】」
令和5年10月8日㈰10:00~12:00、13:00~15:00の間 随時※所要時間20分
定員:常時3名まで
対象:どなたでも
講師:須坂クラシック美術館 学芸員
内容:10種類の香りを自分の好みにあわせて絹の袋に詰めて、自分だけの香り袋作りを行います。
費用:500円
申し込み:不要・直接会場にて受付
有料体験「銘仙風 型紙捺染体験」
令和5年10月14日㈯10:00~12:00、13:30~15:30の間 随時※所要時間20分
定員:各回先着8名
対象:小学生以上※小学生3年生以下は保護者同伴
講師:当館染色講師
内容:銘仙の経糸捺染に用いられる技法で、裁ち切りの絹布(約36×50㎝)を染めます。
費用:800円
申し込み:要電話予約 027-360-6300
無料体験「きものの模様絵はがき作り」
令和5年10月1日(日)10:00~12:00、13:30~15:30
定員:各回先着10名
対象:どなたでも※小学生3年生以下は保護者同伴
講師:当館職員
内容:着物の古布をシールのように自由に貼り付けてオリジナル絵はがきを作ります。
申し込み:当日各回30分前より受付(先着順)
着物での来場者は、コーヒー券(1杯)プレゼント
開催日時:令和5年9月7日㈬~10月16日㈪9:00~17:00
休館日:毎週火曜日
入場料:一般:200円(160円)・大学生・高校生:100円(80円)
中学生以下及び身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※( )内は20名以上の団体料金です。
開催場所:日本絹の里 〒370-3511 群馬県高崎市金古町888-1 TEL:027-360-6300
アクセス:〇JR前橋駅(北口)から関越交通バス 「金古王塚台団地経由群馬温泉行き」(5番のりば)にて 「日本絹の里」下車徒歩1分 〇JR前橋駅(北口)から群馬バス 「箕郷行き」(5番のりば)にて 「一の瀬」下車徒歩8分 バス 時刻表、乗り場は変更になる可能性があります。ご確認のうえ、お出かけください。〔令和5年7月1日現在〕 前橋駅発 一の瀬発 前橋駅着 16:00 一の瀬着 16:21 絹の里発