京都では春分の日(3月21日)を伝統産業の日として3月には様々な着物に関する展覧会などが開催されています。その一環で、2023西陣織大会が京都市のみやこめっせで3月11日㈯・12日㈰に開催されます。
西陣織は日本を代表する織物で、応仁の乱(1467年~)に西軍の陣地があった場所で織物が盛んになったことから「西陣」という名前が付けられている歴史のある織物です。現在では、着物や帯をはじめ金襴、ネクタイ、ショールやスカーフまで西陣織の技術を活用しつくられています。
西陣織大会では 年に一度 数多くの西陣織の新作が一堂に展示されます。2日とも11:00~と14:30~の2回 西陣織大会の入賞作品の解説を聞くことができます。
入場料は無料で、どなたでも見学可能です。
また会場のみやこめっせでは、第28回京手描友禅作品展、第52回京都市伝統産業技術功労者作品「京の名工 春秋会展」も同時に開催され、織物と染物の優品も見ることができるまたとない機会です。
この春 西陣織からきものっくしてみませんか。
開催日時:2023年3月11日㈯10:00~17:00・3月12日㈰10:00~16:00
展示品:帯地、きもの、金襴、ネクタイ、肩傘、インテリア、西陣織新商品など
その他:西陣designグランプリ入賞作品展示
主催:西陣織工業組合
共催:京都府 京都市